上司とは本音が離せない理由
なんだか気持ちが揺れ動いているけど
あんまりそのことを自覚できてなかったその時のとりちゃん。
ある人の話を聞いていたら、その気持ちが噴火した。
どんな気持ちかというと
なんかよくわかんないけどムカつくというものだった。
電車がちょこっと遅れるとか
若者の声がでかいとか
いちいちムカつきながら帰るとり。
食欲も暴走し、
おいしいのかどうかもよくわかんないままお菓子完食。
バイト終わりにいつも一緒に入るとフォローしてくれる先輩と初めてゆっくり話す。
何かが心に響いたとり。
ゆるく生きてるように見えるとりちゃん。
実は無意識の厳しい教訓がびっちり。
教訓が重すぎて自滅どり
自分は未熟だからはやく仕事を覚えなきゃとあせっていたけど
覚えても覚えても
達成感より未熟な自分というアイデンティティを積み重ねていることに気付いたとりちゃん。
変な話
自分の中で達成感を味わうのは良いけど
世間では、もっと厳しく自分を律してるフリをしなきゃ
生きていけないと思い込んでいたとりちゃん。
職場の先輩とありのままを話すのは
とりちゃんの人生にとって初めての快挙だったのだ。
うれしさをかみしめるとり。
そして気付いた。
昨日のムカムカも同じ構造だったことに。
とりちゃんにとって目上の人や上司、先輩の言うことには従わなければならないと思い込んでいたことに。
なにか自分より大きいもの、強いものに合わせて従って生きるしかできなかった怒り、
むなしさや不安が積もり積もって昨日のとりちゃんをムカムカさせていたのだ。
じんわり今までの苦しさをかみしめ涙が出るとりちゃん。
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